サイバーセキュリティ · 医療機関 · 第7.0版 · 漏えい等報告

医療機関のための サイバーセキュリティ

医療機関のサイバーセキュリティは、診療を止めないことが前提です。インシデントで診療科が止まると、3つの対応が同時に動きます:診療の継続、システムの封じ込め、そして個人情報保護委員会への報告に必要な事実の整理です。Fortgaleはこの3つを並行して進めます。

第7.0版厚生労働省ガイドライン
3〜5日 · 30日 · 60日漏えい等報告(速報・確報)
<15分TTD · 検知まで
参照するガイドライン・法令
医療情報システム安全管理ガイドライン · 第7.0版
個人情報保護法 · 漏えい等報告
経済安全保障推進法 · 基幹インフラ制度
MITRE ATT&CK
技術的な対象範囲
IoMT · DICOM · HL7
PACS / RIS
Active Directory
Veeam · バックアップ
医療機関がFortgaleを選ぶ理由

医療分野に特有の3つの制約

医療は、個人データを扱う業種のひとつというだけではありません。止められない社会の基盤であり、最も機微な情報資産である診療情報(個人情報保護法上の要配慮個人情報)を扱い、パッチを当てられないまま10〜15年稼働する機器を抱えています。

01 ·

診療の継続

診療は止められません。FortgaleのMDRは、重要な診療システムを停止させずに封じ込めることを前提に設計されています。医療機関の情報システム部門と一体で対応します。

02 ·

漏えい等報告を支える記録

患者情報は要配慮個人情報です。漏えいのおそれがあれば個人情報保護委員会への速報(概ね3〜5日以内)と確報が必要になります。Fortgaleは検知から封じ込めまでを時系列で記録し、報告に必要な技術的な事実を整理します。

03 ·

IoMTと医療機器

PACS、RIS、生体情報モニタ、輸液ポンプは、IT端末のようにパッチを適用できません。ネットワーク分離、OTに対応したパッシブ監視、多要素認証付きの踏み台サーバーによる保守事業者のアクセス管理で守ります。

漏えい等報告 · 医療機関

患者情報が漏えいしたときの3つの期限

個人情報保護法では、要配慮個人情報の漏えい等が発生した、またはそのおそれがある場合、個人情報保護委員会への報告と本人への通知が必要です。Fortgaleは検知から封じ込めまでを時系列で記録し、報告に必要な技術的な事実を整理します。報告が必要かどうかの判断は、お客様と法務の専門家が行います。

3〜5日

速報 · 個人情報保護委員会

「速やかに」とされ、目安は概ね3〜5日以内です。期限は、事業者のいずれかの部署が事態を知った時点から数えます。

要配慮個人情報の漏えい等
30日

確報

原則として30日以内に提出する報告です。検知から復旧までの時系列の記録が、報告内容の裏付けになります。

原則
60日

確報 · 不正の目的

サイバー攻撃など不正の目的による漏えい等のおそれがある場合は60日以内です。フォレンジック調査の結果が報告の中心になります。

ランサムウェア · 不正アクセス
実績と現状 · 医療

医療機関のための4つの数字

<15分
TTD · 検知まで
<30分
TTC · 封じ込めまで
226件
日本のランサムウェア被害報告
警察庁 · 2025年
24·7
欧州のSOC
診療の継続のために
医療分野を狙う脅威

病院を狙う4つの攻撃経路

ランサムウェア

電子カルテの暗号化

LockBit、BlackCat、Rhysidaなどのグループが欧州の病院を攻撃してきました。診療科の停止、救急の受け入れ制限、手術の延期につながります。

データ漏えい

診療データの持ち出し

検査結果、既往歴、臨床写真をリークサイトで公開すると脅す二重脅迫です。警察庁によると、2025年のランサムウェア被害のうち、手口が判明したものの約9割が二重脅迫でした。

BEC · 詐欺

調達をめぐる詐欺

経理・調達部門を狙うフィッシングです。医薬品や医療機器の取引で振込先の不正な変更が起こります。

IoMT

医療機器の侵害

PACS、RIS、生体情報モニタに残る既知の未修正脆弱性が狙われます。公開されたDICOM/HL7ブローカーから診療ネットワークへ横展開されます。

よくある質問 · 医療

医療機関からよくいただく質問

患者情報が漏えいした場合、いつまでに報告が必要ですか?

病歴などの患者情報は、個人情報保護法上の要配慮個人情報です。漏えい等が発生した、またはそのおそれがある場合は、個人情報保護委員会(PPC)への報告が必要です。速報は「速やかに(概ね3〜5日以内)」、確報は30日以内、サイバー攻撃など不正の目的によるおそれがある場合は60日以内です。期限は、事業者のいずれかの部署が事態を知った時点から数えます。本人への通知も「速やかに」行います。法的な判断は弁護士等の専門家にご確認ください。

医療機関が参照すべきガイドラインは何ですか?

厚生労働省の「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」第7.0版です。2026年夏に公表され、保守委託機関向けの編が新設されたほか、定期的なパスワード変更の義務が廃止され、二要素認証については2027年4月1日を期限とする経過措置が設けられています。また、2026年6月に公表された経済安全保障推進法の改正概要では、基幹インフラ制度の対象に医療分野が加わることになりました。適用の時期と範囲は、所管省庁の公表をご確認ください。

医療機関がランサムウェアの被害を受けたら、何をすべきですか?

5つの対応を並行して進めます。(1)診療継続計画を発動し、診療を確保します。(2)侵害されたシステムは電源を切らずに隔離します(メモリ上の証拠を保全するため)。(3)患者情報の漏えいのおそれがあれば、個人情報保護委員会への速報を準備します。(4)警察やIPAなど関係機関の相談窓口への相談を検討します(任意)。(5)技術的なインシデント対応を開始します。Fortgaleは技術面から5つすべてを並行して支援します。

医療機器をサイバー攻撃からどう守りますか?

医療機器(PACS、RIS、生体情報モニタ、輸液ポンプ、IoMT)は、IT端末のようにアップデートできることがほとんどありません。対策の柱は、専用のネットワーク分離(医療用VLANの隔離)、OTに対応したパッシブなトラフィック監視、多要素認証付きの踏み台サーバーによる保守事業者のアクセス管理、ファームウェアとCVEの棚卸し、境界の堅牢化(IoMTゲートウェイ、DICOM/HL7ブローカー)です。ガイドライン第7.0版で保守委託機関向けの編が新設されたことから、リモート保守の管理は特に重要です。

日本語で対応できますか?

サービスの提供、レポート、緊急対応は英語で行います。お問い合わせは日本語でも受け付けますが、回答は英語となる場合があります。

日本の法規制の全体像は日本のサイバーセキュリティ法規制、報告の手順は漏えい等報告のページをご覧ください。

リサーチ · 医療分野への脅威

医療分野を狙う攻撃キャンペーンの追跡

欧州の医療機関を攻撃してきたランサムウェアグループのTTP、患者情報の持ち出し手法、医療機器のサプライチェーンへの攻撃をプロファイリングしています。公的な医療機関から民間の医療機関まで、医療分野に適用したリサーチです。

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診療の継続 · サイバーセキュリティ

攻撃を受けているときも、診療を止めないために

Fortgaleは、欧州の公立・民間の医療機関が診療データ、医療機器、診療の継続を守る取り組みを支援しています。24時間365日のMDRから漏えい等報告に必要な事実の整理まで、ひとつの運用フローで支援します。

回答の目安:1営業日以内(欧州の営業日・CET/CEST)。ご連絡は英語です。