継続的な棚卸し
インターネットに公開された資産(ドメイン、サブドメイン、IP、サービス、証明書)を、スキャンのたびに更新します。
ASM(アタックサーフェスマネジメント)のうち、EASM(External Attack Surface Management)は、 攻撃者から見えるのと同じ形で外部の攻撃対象領域を外部から検出する手法です。 インターネットに公開された資産、悪用可能な脆弱性、シャドーIT、統合されていないM&A資産、クラウドの設定不備、認証情報の漏えいを対象とします。 検出した露出は脅威インテリジェンス(CISA KEV、EPSS、活動中のアクター)で優先順位を付けます。 理論上のCVEの一覧ではなく、具体的なリスクの一覧をお渡しします。
Exposureは、Fortgaleのサービスの結果を確認するポータルFortgale Defence PlatformのEASMモジュールです。状態:提供中。CTIの8つの機能の一つです。成果物:Fortgale Defence Platformのダッシュボード。定期レポートは含まれません。
インターネットに公開された資産(ドメイン、サブドメイン、IP、サービス、証明書)を、スキャンのたびに更新します。
重大度と対応策を付けた検出結果です。既定は「既知の脆弱性」プロファイルで、「アプリケーション」プロファイルはお客様の書面による許可がある場合のみ使用します。
シークレットの種類別の漏えいした認証情報と、公開リポジトリのシークレット。
週次スキャンと24時間以内のオンデマンドスキャン。各検出結果は未対応、対応済み、誤検知のいずれかに分類されます。MDRドメインをご利用の場合、検出結果は防御サイクルに入ります。
従来の脆弱性管理は内部からの視点で、CMDBが把握している資産をスキャンします。しかし攻撃者の出発点はCMDBではなく、Shodan、Censys、証明書の透明性ログ、OSINTです。EASMは攻撃者と同じく外部から資産を検出し、この差を埋めます。経済産業省も2023年5月に「ASM(Attack Surface Management)導入ガイダンス」を公表しています。
多くの組織で、インターネットに公開された資産の20〜40%をCMDBが把握していません。シャドーIT、M&A、外部の開発者、マーケティングによるものです。
CVEは年間数千件公開されますが、実際に悪用されるのはその一部です。KEV、EPSS、活動中のアクターとの関連付けがなければ、チームはすべてにパッチを当てるか、どれにも当てられないかのどちらかになります。
公開状態のS3バケット、GitHub上のシークレット、デバッグ用エンドポイントの環境変数は、従来の脆弱性管理では視野の外ですが、攻撃者からははっきり見えています。
同じ脆弱性という領域を、逆の視点から見ます。EASMは従来の脆弱性管理を補完するもので、置き換えるものではありません。
文書化された4つのフェーズで、外部からの検出から、お客様の業種に対して活動中のアクターに合わせた優先順位のルールまでを進めます。
完全に外部からの検出です。エージェント、認証情報、社内へのアクセスは使いません。情報源は、証明書の透明性ログ(CT)、パッシブDNS、インターネット全体のスキャン、ASNのプロファイリング、OSINT、レジストラのフィードです。
検出した資産ごとに、ポート、サービス、バナーを列挙し、ソフトウェアのバージョン、TLS証明書、HTTPヘッダー、リダイレクトチェーンを確認します。技術スタック(ApacheかNginxか、IIS、Tomcat、アプリケーションサーバー、フレームワーク)を正確に特定します。
検出した脆弱性をCISA KEV(Known Exploited Vulnerabilities)、EPSSスコア、Fortgale CTIが追跡する活動中のアクターと関連付けます。お客様の業種に対して実際に悪用されているものだけが優先度を上げます。
週次のスキャンに加え、24時間以内のオンデマンドスキャンを行います。すべての露出は、Fortgale Defence Platformのダッシュボードで未対応、対応済み、誤検知のいずれかに分類されます。
Fortgale EASMが継続的に可視化する5つの露出の分類です。それぞれに専用の手法と情報源があります。
組織がインターネットに公開しているすべての資産を検出します。ドメインとサブドメイン(ルート、買収先、ブランド)、IPアドレス範囲(自社ASNとクラウド上の資産)、証明書、APIエンドポイントです。多くの組織で、把握していなかった資産が20〜40%見つかります。
脆弱性があるだけでは優先事項になりません。優先度を決めるのは実際の悪用との関連です。活動中のランサムウェアグループ、大規模な悪用キャンペーン、お客様の業種を狙うアクターを見ます。
シャドーITは最も危険な資産です。誰も把握せず、誰も監視せず、誰も更新しません。ブランドのキーワード、経営層の名前、IPアドレスの関連付けによって自動的に検出します。
クラウドの設定不備は、現在のデータ侵害の主な原因の一つです。公開状態のバケット、外部に露出したAPIサーバー、コンテナレジストリ、公開リポジトリ内のシークレットを検出します。
シークレット(APIキー、パスワード、証明書、.envファイル)は、公開リポジトリやペーストサイトに流出します。モジュールは継続的に探し、シークレットの種類別に報告するため、悪用される前に対処できます。
2024〜2026年の実際のリスクに特に関係の深い露出の抜粋です。それぞれを、悪用している攻撃グループと関連付けています。警察庁によると、2025年にランサムウェア被害を受けた組織へのアンケートでは、侵入経路の6割超がVPN機器でした。
2024〜2026年の主要な侵入経路です。外部に露出したCitrix NetScaler/ADCのバージョンを継続的に追跡し、Black Basta、LockBit、RansomHubが実際に悪用しているCVEの影響を受けるバージョンをダッシュボードに表示します。管理画面の露出は緊急です。
2024年の大規模な悪用では、あらゆる業種で被害が出ました。脆弱なバージョン、ビルドID、管理画面の設定を追跡します。
Akira、BlackBasta、APTグループが実際に悪用しているCVEチェーンです。脆弱なバージョンや管理画面を公開した設定のFortiOS/FortiGateを追跡します。
2023年のCl0pによる大規模な悪用の経路で、数百の組織が被害を受けました。外部に公開されたままのMOVEit Transferのインスタンスを追跡します。
お客様または委託先が管理する、外部からアクセスできるクラウドのバケットを継続的に追跡します。内容はダウンロードせずにサンプリングし、機微度を見積もります。
お客様が保有または管理するWordPressサイト(マーケティングサイト、ブランドサイト)を継続的に追跡します。脆弱なプラグインは、改ざん、SEOポイズニング、不正広告の経路になりがちです。
外部に露出したハイパーバイザーは、ランサムウェアにとって特に重要な経路です(LockBit、RansomHub、AkiraはそれぞれESXi専用の暗号化ツールを持っています)。継続的に追跡します。
露出ごとに、CVSS、KEV掲載の有無、EPSS、活動中のアクター、資産の重要度から重要度を算定します。0から10の数字ではなく、パッチ適用の優先順位の判断です。
お客様の業種を狙うグループが実際に悪用しているCISA KEV掲載のCVEが、公開された重要資産(VPN、Citrix、ハイパーバイザー、ファイル転送)にある場合。即時の是正が優先されます。
KEV掲載だがお客様の業種に対する悪用は未確認のCVE、または、設定の弱い重要資産の露出、またはEPSSスコアが50%超の場合。優先度は高です。
KEV非掲載の公開済みCVE、EPSSスコアが低い、重要でない資産、影響の小さい露出。計画的に対応します。
新しい資産の検出や、重要でない変更(新しいマーケティング用サブドメインなど)。情報提供のみで、ダッシュボードで確認できます。
成果物:Fortgale Defence Platformのダッシュボード。定期レポートは含まれません。検出結果はポータルで確認、分類、再確認できます。
検出した資産、重大度と対応策を付けた脆弱性と設定不備、漏えいした認証情報をFortgale Defence Platformで確認できます。重大度、カテゴリ、状態で絞り込めます。
すべての露出は未対応、対応済み、誤検知のいずれかです。状態はポータルに残り、次回のスキャンで更新されます。
週次スキャンに加え、境界を変更した後などに24時間以内のオンデマンドスキャンを依頼できます。
MDRドメインをご利用の場合、検出結果は防御サイクルに入ります。重要資産の露出は、検知と調査の判断材料になります。
外部の攻撃対象領域がごく小さい場合、つまり公開IPv4なし、SaaSなし、分散したクラウドなし、頻繁なM&Aなし、外部の開発者なしであれば、社内の従来型の脆弱性管理でリスクの大部分をカバーできます。EASMが意味を持つのは、統合されていない境界がある場合です。
EASMが欠かせなくなるのは、分散したクラウド(マルチクラウド、マルチテナント、マルチリージョン)、頻繁なM&A、多数の取引先、管理されていないシャドーIT、目立つブランド(ECサイト、B2C向けアプリケーション)がある場合、そして大規模な悪用キャンペーンの標的になりやすい業種(製造、金融、医療)の場合です。
判断に迷う場合はご相談ください。不要であれば、Fortgaleのチームがそうお伝えします。
混同されやすい三つの範囲です。Exposureはお客様自身の公開面を見ます。ほかの二つは、異なる問いに答えます。
お客様の公開面:資産、脆弱性、設定不備、リポジトリのシークレット。Fortgale Defence Platformのモジュールです。
範囲と提供方法が独立した別のサービスです。Exposureモジュールには含まれません。
閉じた環境で流通または販売される認証情報やデータを扱います。CTIの別の機能です:ディープウェブ・ダークウェブ監視。
社内の脆弱性管理ではありません。社内ネットワークはスキャンせず、エージェントも認証情報も不要です。従来の脆弱性管理を補完するもので、置き換えるものではありません。
ダークウェブ監視でもパートナーとの外部監視でもありません。これらは別のサービスです。定期レポートは作成せず、検出結果はFortgale Defence Platformのダッシュボードで確認します。
MDRドメインをご利用の場合、検出した露出は検知や脅威インテリジェンスとともに防御サイクルに入ります。
重要資産が露出していれば、SOCで監視ルールを強化します。アクセスのパターンを監視し、異常な通信のアラートを優先します。
詳しく見る →MDRは、KEVを考慮したEASMの一覧を使って調査の優先順位を決めます。理論上のCVEに費やす時間を減らし、実際に露出している資産に集中します。
詳しく見る →STIX/TAXIIフィードに、もう一つの層が加わります。一般的なIOCではなく、お客様固有の露出を悪用するアクターのIOCです。
詳しく見る →脅威アクターのプロファイリング、脅威インテリジェンスフィード、セキュリティアドバイザリ、経営層向けブリーフィング、ディープウェブ・ダークウェブ監視、ブランドインテリジェンス、サプライチェーン監視。ExposureはFortgale Defence Platformのモジュールで、CTIの8つの機能の一つです。
一覧を見る →EASMのデータは、CISOが取締役会に持ち込み、投資と是正の優先順位を経営の言葉で説明するための材料になります。
インターネットに公開している資産が実際にいくつあるか(CMDB上の数との比較)、どれだけのシャドーITが見つかったか、統合されていないM&A資産がいくつ残っているか。
悪用中のCVEがいくつ影響しているか、外部に露出した重要資産がいくつあるか、直近12か月でいくつのシークレットが漏えいしたか。
ポータルで対応済みに分類された露出と未対応のまま残る露出、およびその優先度。
EASM(External Attack Surface Management)は外部からの資産検出です。エージェントや社内システムとの連携を使わず、攻撃者から見えるのと同じ形で組織の外部の攻撃対象領域を明らかにします。従来の脆弱性管理は内部からの視点で、CMDBに登録済みの資産をスキャンします。EASMはCMDBが把握していないもの(シャドーIT、M&A後の資産、外部の開発者、退職者の資産)を見つけます。
検出した脆弱性を、CISA KEV(Known Exploited Vulnerabilities)、EPSSスコア、Fortgale CTIが追跡する活動中のアクターと関連付けます。たとえば、CVSS 9.8の「緊急」のCitrix NetScalerのCVEでも悪用が確認されていなければ、ランサムウェアグループが実際に悪用している「高」のFortinetのCVEより優先度は低くなります。
はい。公開状態のS3バケット、外部に露出したAzure Blob StorageやGCP Storage、公開されたKubernetes APIサーバー、Dockerレジストリ、公開リポジトリ(GitHub、GitLab)内のシークレット、認証のないSaaSのAPIエンドポイントを検出します。Cloudflare Workers、Vercel、Netlifyへのデプロイも対象です。
必要ありません。EASMは完全に外部からの手法で、公開情報源(証明書の透明性ログ、パッシブDNS、インターネットスキャン、OSINT)を使い、エージェント、認証情報、社内システムへのアクセスは不要です。導入時に共有いただくのは通常、ルートドメイン、既知のサブドメインの一覧、IPアドレス範囲の一覧、社名とブランド名の一覧です。それ以外はFortgaleが見つけます。
週次スキャンに加え、24時間以内のオンデマンドスキャンを行います。各検出結果は、Fortgale Defence Platformのダッシュボードで未対応、対応済み、誤検知のいずれかに分類されます。
外部の攻撃対象領域がごく小さい場合(公開IPv4なし、SaaSなし、クラウドなし、ECサイトなし、外部に露出した経営層なし)は、社内の従来型の脆弱性管理で足ります。一方、分散したクラウド、頻繁なM&A、多数の取引先、管理されていないシャドーITがある場合、EASMは1〜2週間で具体的な成果を出します。
「既知の脆弱性」プロファイルが既定で有効です。「アプリケーション」プロファイルは、お客様の書面による許可がある場合のみ有効にします。
アタックサーフェスマネジメントが必要な理由 → · ディープウェブ・ダークウェブ監視 → · Fortgale Defence Platform →
外部の攻撃対象領域の評価をご依頼ください。スキャン、KEVを踏まえた優先順位付け、ポータルのダッシュボードで分類した検出結果をご提供します。ご依頼に伴う義務はありません。
自動返信やナーチャリングメールは送りません。1営業日以内(欧州の営業日・CET/CEST)に、アナリストから英語でご連絡します。
レポートの全文(エグゼクティブサマリー、運用向けIoC、技術的な対応手順書)は限定公開です。いくつかの情報をお送りいただくと、アナリストからアクセス方法と簡単な技術ブリーフィングについてご連絡します。
30分以内に折り返しご連絡し、1〜4時間を目安に封じ込めを行います。Fortgaleのお客様でなくてもご相談いただけます。緊急対応は英語で行います。