アタックサーフェスマネジメント · Fortgale CTI
Exposure · Fortgale Defence Platformのモジュール · 提供中

CMDBが把握していない、 外部の攻撃対象領域。

ASM(アタックサーフェスマネジメント)のうち、EASM(External Attack Surface Management)は、 攻撃者から見えるのと同じ形で外部の攻撃対象領域を外部から検出する手法です。 インターネットに公開された資産、悪用可能な脆弱性、シャドーIT、統合されていないM&A資産、クラウドの設定不備、認証情報の漏えいを対象とします。 検出した露出は脅威インテリジェンス(CISA KEV、EPSS、活動中のアクター)で優先順位を付けます。 理論上のCVEの一覧ではなく、具体的なリスクの一覧をお渡しします。

週次定期スキャン
24時間オンデマンドスキャン
3区分未対応 · 対応済み · 誤検知
標準 · フレームワーク
NIST CSF
CISA KEV
EPSS
MITRE ATT&CK
手法 · 情報源
Certificate Transparency
パッシブDNS
OSINT
インターネットスキャン
モジュール

Fortgale Defence PlatformのExposure

Exposureは、Fortgaleのサービスの結果を確認するポータルFortgale Defence PlatformのEASMモジュールです。状態:提供中。CTIの8つの機能の一つです。成果物:Fortgale Defence Platformのダッシュボード。定期レポートは含まれません。

01

継続的な棚卸し

インターネットに公開された資産(ドメイン、サブドメイン、IP、サービス、証明書)を、スキャンのたびに更新します。

02

脆弱性と設定不備

重大度と対応策を付けた検出結果です。既定は「既知の脆弱性」プロファイルで、「アプリケーション」プロファイルはお客様の書面による許可がある場合のみ使用します。

03

認証情報とシークレット

シークレットの種類別の漏えいした認証情報と、公開リポジトリのシークレット。

週次スキャンと24時間以内のオンデマンドスキャン。各検出結果は未対応、対応済み、誤検知のいずれかに分類されます。MDRドメインをご利用の場合、検出結果は防御サイクルに入ります。

課題

脆弱性管理は既知の資産をスキャンし、攻撃者は残りを見つけます

従来の脆弱性管理は内部からの視点で、CMDBが把握している資産をスキャンします。しかし攻撃者の出発点はCMDBではなく、Shodan、Censys、証明書の透明性ログ、OSINTです。EASMは攻撃者と同じく外部から資産を検出し、この差を埋めます。経済産業省も2023年5月に「ASM(Attack Surface Management)導入ガイダンス」を公表しています。

01

古いCMDBとシャドーIT

多くの組織で、インターネットに公開された資産の20〜40%をCMDBが把握していません。シャドーIT、M&A、外部の開発者、マーケティングによるものです。

02

優先順位のないCVE一覧

CVEは年間数千件公開されますが、実際に悪用されるのはその一部です。KEV、EPSS、活動中のアクターとの関連付けがなければ、チームはすべてにパッチを当てるか、どれにも当てられないかのどちらかになります。

03

見えないクラウドとシークレットの漏えい

公開状態のS3バケット、GitHub上のシークレット、デバッグ用エンドポイントの環境変数は、従来の脆弱性管理では視野の外ですが、攻撃者からははっきり見えています。

決定的な違い

脆弱性管理は内部から、EASMは外部から

同じ脆弱性という領域を、逆の視点から見ます。EASMは従来の脆弱性管理を補完するもので、置き換えるものではありません。

従来の脆弱性管理 · inside-out
  • CMDBが把握している資産をスキャン
  • エージェントまたは認証情報が必要
  • 申告済みの資産台帳を可視化
  • 優先度:CVSSスコアそのまま
  • 頻度:週次または月次
必要だが、十分ではない
Fortgale EASM · outside-in
  • CMDBに頼らない検出でシャドーITを発見
  • エージェント、認証情報、連携が不要
  • 実際の資産台帳(CMDBとそれ以外のすべて)を可視化
  • 優先度:CISA KEV、EPSS、活動中のアクター
  • 頻度:週次スキャンに加え、24時間以内のオンデマンドスキャン
補完的 · アクターを考慮
手法 · 4ステップ

OSINTから優先順位のルールへ

文書化された4つのフェーズで、外部からの検出から、お客様の業種に対して活動中のアクターに合わせた優先順位のルールまでを進めます。

  1. 01
    攻撃者と同じ視点で境界を可視化

    外部からの資産検出

    完全に外部からの検出です。エージェント、認証情報、社内へのアクセスは使いません。情報源は、証明書の透明性ログ(CT)、パッシブDNS、インターネット全体のスキャン、ASNのプロファイリング、OSINT、レジストラのフィードです。

    CTログパッシブDNSインターネットスキャンASNプロファイリング
  2. 02
    資産からバナーまで

    列挙とフィンガープリンティング

    検出した資産ごとに、ポート、サービス、バナーを列挙し、ソフトウェアのバージョン、TLS証明書、HTTPヘッダー、リダイレクトチェーンを確認します。技術スタック(ApacheかNginxか、IIS、Tomcat、アプリケーションサーバー、フレームワーク)を正確に特定します。

    ポートスキャンバナー取得TLSフィンガープリントスタック特定
  3. 03
    一般的なCVEから、自社に影響するCVEへ

    CTIによる優先順位付け

    検出した脆弱性をCISA KEV(Known Exploited Vulnerabilities)、EPSSスコア、Fortgale CTIが追跡する活動中のアクターと関連付けます。お客様の業種に対して実際に悪用されているものだけが優先度を上げます。

    CISA KEVEPSSスコアアクターとの関連付け業種との照合
  4. 04
    単発のスキャンから継続的な監視へ

    定期スキャンとポータルでの分類

    週次のスキャンに加え、24時間以内のオンデマンドスキャンを行います。すべての露出は、Fortgale Defence Platformのダッシュボードで未対応、対応済み、誤検知のいずれかに分類されます。

    週次スキャン24時間以内のオンデマンド未対応 · 対応済み · 誤検知
検出カテゴリ

5つの露出カテゴリを網羅

Fortgale EASMが継続的に可視化する5つの露出の分類です。それぞれに専用の手法と情報源があります。

カテゴリ 01

資産の検出

ドメイン · サブドメイン · IP · ASN · 証明書

組織がインターネットに公開しているすべての資産を検出します。ドメインとサブドメイン(ルート、買収先、ブランド)、IPアドレス範囲(自社ASNとクラウド上の資産)、証明書、APIエンドポイントです。多くの組織で、把握していなかった資産が20〜40%見つかります。

  • 証明書の透明性(CT) 自社ドメインに発行された証明書をCTログで継続的に監視し、公開前の未申告サブドメインを見つけます。
  • パッシブDNS DNS名前解決の履歴データベースです。廃止済みでもまだ応答するサブドメインを見つけられます。
  • ASNのプロファイリング 保有または利用しているASNを可視化し、クラウド上(AWS、Azure、GCP)とオンプレミスの資産を特定します。
  • ブランドと買収先の追跡 M&A後に取得したドメイン、ブランド保護用のドメイン、自社で保有するタイポスクワッティング対策ドメインです。
  • APIとGraphQLのエンドポイント 外部に露出したAPIエンドポイント、有効なままのGraphQLイントロスペクション、公開されたOpenAPI/Swaggerを検出します。
カテゴリ 02

脆弱性インテリジェンス

CISA KEV · EPSS · 実環境での悪用

脆弱性があるだけでは優先事項になりません。優先度を決めるのは実際の悪用との関連です。活動中のランサムウェアグループ、大規模な悪用キャンペーン、お客様の業種を狙うアクターを見ます。

  • CISA KEVカタログ CISAが公開する悪用中の脆弱性カタログを追跡し、お客様のスタックのCVEが掲載されたらダッシュボードに表示します。
  • EPSSスコア Exploit Prediction Scoring System。今後30日以内に悪用される確率で、CVSSと組み合わせて総合的にスコア化します。
  • 大規模な悪用キャンペーン 大規模な悪用キャンペーン(Cl0pによるMOVEit、AkiraによるCisco ASA、Black BastaによるCitrix)を追跡し、標的になりうる場合はダッシュボードに表示します。
  • 販売されるゼロデイ・Nデイ マーケットプレイスで販売されるエクスプロイトの出品情報を、お客様のスタックのCVEと照合します。
  • パッチ適用の遅れの追跡 外部から見える資産について、修正版の公開後もパッチが適用されていない状態を検出し、是正を促す根拠にします。
カテゴリ 03

シャドーITとM&A資産の検出

CMDB外の資産 · 買収後の資産 · 退職者の資産

シャドーITは最も危険な資産です。誰も把握せず、誰も監視せず、誰も更新しません。ブランドのキーワード、経営層の名前、IPアドレスの関連付けによって自動的に検出します。

  • M&Aで引き継いだ資産 買収した企業の資産で、まだ主要な境界に統合されていないものです。古い技術スタックのまま、監視もされていないことが少なくありません。
  • 退職者・外部の開発者 開発中に個人のテナント(AWS、Heroku、Vercel、Netlify)に置かれた資産で、担当者の退職後に忘れられがちです。
  • マーケティング・委託先が管理する資産 主要なIT管理の外で公開されたマイクロサイト、ランディングページ、キャンペーンサイトです。
  • 露出したテスト・ステージング環境 誤ってインターネットに公開されたテスト環境やステージング環境で、認証がないことも多くあります。
  • ブランド保護用に取得したドメイン ブランド保護のために取得したまま保守されていないドメインで、タイポスクワッティングの経路になります。
カテゴリ 04

クラウドの設定不備

S3 · Azure Blob · GCS · Kubernetes · Docker · CI/CD

クラウドの設定不備は、現在のデータ侵害の主な原因の一つです。公開状態のバケット、外部に露出したAPIサーバー、コンテナレジストリ、公開リポジトリ内のシークレットを検出します。

  • S3 / Azure Blob / GCS お客様または委託先が管理する公開状態のバケットです。内容をサンプリングし、機微度(個人情報、ソースコード、バックアップ)を見積もります。
  • 露出したKubernetes API 外部からアクセスできるkube-apiserver、etcd、kubeletです。2024〜2026年に最も悪用された経路の一つです。
  • DockerレジストリとHelm 外部に露出したコンテナレジストリはイメージの取得を許し、環境変数に認証情報が含まれていることが少なくありません。
  • 露出したCI/CDパイプライン 外部からアクセスできるJenkins、GitLab CI、GitHub Actionsのランナーで、ソースコードやシークレットに到達できることが多くあります。
  • Cloudflare Workers · Vercel · Netlify 公開されたサーバーレスのデプロイで、環境内のシークレットやクライアント側コード内のAPIキーが見つかることがあります。
カテゴリ 05

認証情報とシークレットの漏えい

GitHub · 公開リポジトリ · ペーストサイト · 環境変数の漏えい

シークレット(APIキー、パスワード、証明書、.envファイル)は、公開リポジトリやペーストサイトに流出します。モジュールは継続的に探し、シークレットの種類別に報告するため、悪用される前に対処できます。

  • GitHub / GitLabでの漏えい お客様に結びつくシークレット(APIキー、AWSの認証情報、.envファイル、秘密鍵)を求めて、公開リポジトリを継続的にスキャンします。
  • ペーストサイトとGist Pastebin、GhostBin、Gist、RentryCoで、ソースコードや認証情報の漏えいを監視します。
  • 漏えいした認証情報(シークレットの種類別) 種類(APIキー、トークン、パスワード、証明書)ごとにまとめた検出結果です · 各項目は未対応、対応済み、誤検知のいずれかに分類されます。
  • 環境変数の漏えい 環境変数を意図せず公開しているエンドポイント(/env、/debug、/actuatorなど)を検出します。
  • モバイルアプリのリバースエンジニアリング 自社のモバイルアプリを解析し、APIキー、非公開のエンドポイント、証明書ピンニング回避の余地を抽出します。
重点的に追跡している露出

差を生む7つの露出

2024〜2026年の実際のリスクに特に関係の深い露出の抜粋です。それぞれを、悪用している攻撃グループと関連付けています。警察庁によると、2025年にランサムウェア被害を受けた組織へのアンケートでは、侵入経路の6割超がVPN機器でした。

VPN/エッジの露出 · 2024〜2026年 · 最重要

露出したCitrix NetScaler

CVE-2023-3519 · CVE-2024-8534 · CVEチェーン
種別
エッジ機器 · VPN/ロードバランサー
検出項目
バナーのバージョン · ビルド · 管理画面 · セッションインジェクション

2024〜2026年の主要な侵入経路です。外部に露出したCitrix NetScaler/ADCのバージョンを継続的に追跡し、Black Basta、LockBit、RansomHubが実際に悪用しているCVEの影響を受けるバージョンをダッシュボードに表示します。管理画面の露出は緊急です。

KEV掲載2024〜2026年の主要エクスプロイト大規模な悪用ランサムウェアの前段
リスク · 緊急 露出を確認する →
VPN/エッジ · 2023年から悪用 · KEV

Ivanti Connect Secure

CVE-2023-46805 · CVE-2024-21887 · CVE-2024-22024
種別
エッジ機器 · SSL VPN
検出項目
バージョン検出 · 認証回避 · テンプレートインジェクション

2024年の大規模な悪用では、あらゆる業種で被害が出ました。脆弱なバージョン、ビルドID、管理画面の設定を追跡します。

KEV掲載大規模に悪用APTとサイバー犯罪
リスク · 緊急 露出を確認する →
VPN · 2024年から悪用 · KEV

露出したFortinet FortiOS

CVE-2024-21762 · CVE-2024-23113 · CVEチェーン
種別
ファイアウォール · SSL VPN
検出項目
ビルド · 管理画面 · 脆弱なCVEチェーン

Akira、BlackBasta、APTグループが実際に悪用しているCVEチェーンです。脆弱なバージョンや管理画面を公開した設定のFortiOS/FortiGateを追跡します。

KEV掲載VPNの悪用Akiraの標的
リスク · 緊急 露出を確認する →
ファイル転送 · 2023年から悪用

露出したMOVEit Transfer

Cl0pの大規模悪用パターン · CVE-2023-34362
種別
ファイル転送 · SQLインジェクション
検出項目
バージョン検出 · 管理パス · 公開URL

2023年のCl0pによる大規模な悪用の経路で、数百の組織が被害を受けました。外部に公開されたままのMOVEit Transferのインスタンスを追跡します。

Cl0pの標的SQLインジェクション大規模に悪用
リスク · 高 露出を確認する →
クラウドの設定不備 · 継続中

公開状態のS3 / Azure Blob

AWS S3 / Azure Blob / GCSストレージ
種別
クラウドストレージの設定不備
検出項目
バケットの検出 · 公開アクセス · 内容のサンプリング

お客様または委託先が管理する、外部からアクセスできるクラウドのバケットを継続的に追跡します。内容はダウンロードせずにサンプリングし、機微度を見積もります。

クラウドデータの露出委託先リスク
リスク · 高 露出を確認する →
CMS · 2024年から悪用

脆弱なWordPressプラグイン

WordPressとプラグイン(Elementor、WPBakery、Yoastなど)
種別
CMS · プラグインチェーンの悪用
検出項目
プラグインのバージョン · 既知の脆弱なCVE · 管理パス

お客様が保有または管理するWordPressサイト(マーケティングサイト、ブランドサイト)を継続的に追跡します。脆弱なプラグインは、改ざん、SEOポイズニング、不正広告の経路になりがちです。

WordPressプラグインチェーン改ざんリスク
リスク · 中 露出を確認する →
ハイパーバイザー · 2024年から悪用

VMware vCenter / ESXi

CVE-2024-38812 · CVE-2024-37085 · 認証回避
種別
ハイパーバイザー · 管理プレーンの露出
検出項目
バージョン検出 · 認証回避の経路

外部に露出したハイパーバイザーは、ランサムウェアにとって特に重要な経路です(LockBit、RansomHub、AkiraはそれぞれESXi専用の暗号化ツールを持っています)。継続的に追跡します。

ESXi暗号化ツール緊急の露出ランサムウェアの前段
リスク · 緊急 露出を確認する →
重要度 · 算定方法

算定した優先度で判断し、CVSSをそのまま使いません

露出ごとに、CVSS、KEV掲載の有無、EPSS、活動中のアクター、資産の重要度から重要度を算定します。0から10の数字ではなく、パッチ適用の優先順位の判断です。

緊急

即時の是正

お客様の業種を狙うグループが実際に悪用しているCISA KEV掲載のCVEが、公開された重要資産(VPN、Citrix、ハイパーバイザー、ファイル転送)にある場合。即時の是正が優先されます。

高

優先度:高

KEV掲載だがお客様の業種に対する悪用は未確認のCVE、または、設定の弱い重要資産の露出、またはEPSSスコアが50%超の場合。優先度は高です。

中

計画的に対応

KEV非掲載の公開済みCVE、EPSSスコアが低い、重要でない資産、影響の小さい露出。計画的に対応します。

情報

ダッシュボードのみ

新しい資産の検出や、重要でない変更(新しいマーケティング用サブドメインなど)。情報提供のみで、ダッシュボードで確認できます。

成果物

EASMの提供形態

成果物:Fortgale Defence Platformのダッシュボード。定期レポートは含まれません。検出結果はポータルで確認、分類、再確認できます。

01

Exposureダッシュボード

検出した資産、重大度と対応策を付けた脆弱性と設定不備、漏えいした認証情報をFortgale Defence Platformで確認できます。重大度、カテゴリ、状態で絞り込めます。

02

検出結果の分類

すべての露出は未対応、対応済み、誤検知のいずれかです。状態はポータルに残り、次回のスキャンで更新されます。

03

オンデマンドスキャン

週次スキャンに加え、境界を変更した後などに24時間以内のオンデマンドスキャンを依頼できます。

04

防御サイクルへの組み込み

MDRドメインをご利用の場合、検出結果は防御サイクルに入ります。重要資産の露出は、検知と調査の判断材料になります。

技術的な誠実さ

EASMが不要な場合

外部の攻撃対象領域がごく小さい場合、つまり公開IPv4なし、SaaSなし、分散したクラウドなし、頻繁なM&Aなし、外部の開発者なしであれば、社内の従来型の脆弱性管理でリスクの大部分をカバーできます。EASMが意味を持つのは、統合されていない境界がある場合です。

EASMが欠かせなくなるのは、分散したクラウド(マルチクラウド、マルチテナント、マルチリージョン)、頻繁なM&A、多数の取引先、管理されていないシャドーIT、目立つブランド(ECサイト、B2C向けアプリケーション)がある場合、そして大規模な悪用キャンペーンの標的になりやすい業種(製造、金融、医療)の場合です。

判断に迷う場合はご相談ください。不要であれば、Fortgaleのチームがそうお伝えします。

区別

Exposure、パートナーとの外部監視、ダークウェブ:三つの異なるもの

混同されやすい三つの範囲です。Exposureはお客様自身の公開面を見ます。ほかの二つは、異なる問いに答えます。

01

Exposure

お客様の公開面:資産、脆弱性、設定不備、リポジトリのシークレット。Fortgale Defence Platformのモジュールです。

02

パートナーとの外部監視

範囲と提供方法が独立した別のサービスです。Exposureモジュールには含まれません。

行わないこと

Exposureが行わないこと

社内の脆弱性管理ではありません。社内ネットワークはスキャンせず、エージェントも認証情報も不要です。従来の脆弱性管理を補完するもので、置き換えるものではありません。

ダークウェブ監視でもパートナーとの外部監視でもありません。これらは別のサービスです。定期レポートは作成せず、検出結果はFortgale Defence Platformのダッシュボードで確認します。

取締役会向け

3枚のスライドで実際の攻撃対象領域を示す

EASMのデータは、CISOが取締役会に持ち込み、投資と是正の優先順位を経営の言葉で説明するための材料になります。

01 · 攻撃対象領域

インターネットに公開している資産が実際にいくつあるか(CMDB上の数との比較)、どれだけのシャドーITが見つかったか、統合されていないM&A資産がいくつ残っているか。

02 · 露出

悪用中のCVEがいくつ影響しているか、外部に露出した重要資産がいくつあるか、直近12か月でいくつのシークレットが漏えいしたか。

03 · 是正

ポータルで対応済みに分類された露出と未対応のまま残る露出、およびその優先度。

よくある質問

EASMについてのよくある質問

EASMとは何ですか?従来の脆弱性管理とはどう違いますか?

EASM(External Attack Surface Management)は外部からの資産検出です。エージェントや社内システムとの連携を使わず、攻撃者から見えるのと同じ形で組織の外部の攻撃対象領域を明らかにします。従来の脆弱性管理は内部からの視点で、CMDBに登録済みの資産をスキャンします。EASMはCMDBが把握していないもの(シャドーIT、M&A後の資産、外部の開発者、退職者の資産)を見つけます。

FortgaleはEASMに脅威インテリジェンスをどのように組み込んでいますか?

検出した脆弱性を、CISA KEV(Known Exploited Vulnerabilities)、EPSSスコア、Fortgale CTIが追跡する活動中のアクターと関連付けます。たとえば、CVSS 9.8の「緊急」のCitrix NetScalerのCVEでも悪用が確認されていなければ、ランサムウェアグループが実際に悪用している「高」のFortinetのCVEより優先度は低くなります。

EASMはクラウド資産(S3、Azure、GCP)も検出しますか?

はい。公開状態のS3バケット、外部に露出したAzure Blob StorageやGCP Storage、公開されたKubernetes APIサーバー、Dockerレジストリ、公開リポジトリ(GitHub、GitLab)内のシークレット、認証のないSaaSのAPIエンドポイントを検出します。Cloudflare Workers、Vercel、Netlifyへのデプロイも対象です。

お客様側での連携作業は必要ですか?

必要ありません。EASMは完全に外部からの手法で、公開情報源(証明書の透明性ログ、パッシブDNS、インターネットスキャン、OSINT)を使い、エージェント、認証情報、社内システムへのアクセスは不要です。導入時に共有いただくのは通常、ルートドメイン、既知のサブドメインの一覧、IPアドレス範囲の一覧、社名とブランド名の一覧です。それ以外はFortgaleが見つけます。

どのくらいの頻度でスキャンしますか?

週次スキャンに加え、24時間以内のオンデマンドスキャンを行います。各検出結果は、Fortgale Defence Platformのダッシュボードで未対応、対応済み、誤検知のいずれかに分類されます。

EASMを導入する意味がないのはどのような場合ですか?

外部の攻撃対象領域がごく小さい場合(公開IPv4なし、SaaSなし、クラウドなし、ECサイトなし、外部に露出した経営層なし)は、社内の従来型の脆弱性管理で足ります。一方、分散したクラウド、頻繁なM&A、多数の取引先、管理されていないシャドーITがある場合、EASMは1〜2週間で具体的な成果を出します。

どのようなスキャンプロファイルがありますか?

「既知の脆弱性」プロファイルが既定で有効です。「アプリケーション」プロファイルは、お客様の書面による許可がある場合のみ有効にします。

アタックサーフェスマネジメントが必要な理由 →  ·  ディープウェブ・ダークウェブ監視 →  ·  Fortgale Defence Platform →

ASMから始める

把握していないまま、外部にさらしているものはありませんか?

外部の攻撃対象領域の評価をご依頼ください。スキャン、KEVを踏まえた優先順位付け、ポータルのダッシュボードで分類した検出結果をご提供します。ご依頼に伴う義務はありません。

回答の目安:1営業日以内(欧州の営業日・CET/CEST)。ご連絡は英語です。